エンディングノート(終活ノート)の書き方・作り方

   

エンディングノート(終活ノート)は、終活をする人の数だけあります。
書き方や作り方に特別なルールはなく、自由に記すことができるのが特徴です。
ここではノートの選び方をはじめ、書き方や作成過程でのポイント・メリットをご紹介します。

エンディングノート(終活ノート)を準備する

パソコンを使ってノートを作成する方もいらっしゃいますが、おすすめは手書きです。
手で書くことで、ご自身の心と繋がり、温もりあるエンディングノートに仕上がります。

まずは、お手元に未使用のノートを準備しましょう。
エンディングノート用のノートも販売されており、それを使用するのも良いでしょう。
B5以上の大きいサイズを選び、開いた時に平らになるタイプのノートが記入しやすく、閉じた時にもかさばりません。

また、鉛筆やボールペンなど書き慣れた筆記用具を使用しましょう。
愛用の筆記用具があれば、手紙を綴るようにノートにも文字が記せるのです。

準備が整ったら白紙のノートを、ご自身だけのオリジナルエンディングノートにしていく作業を始めましょう。

エンディングノート(終活ノート)の書き方・作り方

エンディングノートの最大の目的は、ご自身のエンディングを幸せに導くことです。
その実現に向けて、エンディングノートは大いに役立ちます。

それでは書き方・作り方をみていきましょう。
まず、ノートの表紙にご自分の名前を書きます。
このエンディングノートはご自身のものであることを、常に感じさせてくれる効果があります。

ノートの書き始めは、ご自身の「人生マップ」でも良いでしょう。
今までの道のり、現在、そして未来を描く年表です。
書き方や作り方は自由なので、過去よりも未来をメインに描くことで、人生のビジョンがより鮮明に見えてくるかもしれません。

また、エンディングノートは追記も修正も自由に出来ます。
明確には記せないけれど書いておきたいことは鉛筆で、既に決めてあることはボールペンで記入するのも良いでしょう。
作成過程で変更するケースも多くありますので、その際には消しゴムや修正テープで書き直せば問題ありません。

エンディングノート(終活ノート)作成時のポイント

ご自身が知っていることでも、ご家族が把握していないことも多くあります。
その点を意識しながら、エンディングノートを作成しましょう。

そして、作成していることをご家族に伝えておくことも重要です。
なぜなら、分かりやすい所に保管していたとしても、書いていることを伝えておかなければ、旅立った後、見つけてもらえないケースもあります。

エンディングノートは「作成していることを伝えておくこと」「分かりやすい所に保管しておくこと」これもポイントになります。

また、外出の際などにも、エンディングノートが手元にあれば、思い立ったことをすぐに書き込むことができます。
持ち歩き用にメモサイズのノートを別に用意しておくと便利です。
その際も、愛用のペンとセットにして出掛けましょう。

書き進めるうちに不明な点が出てきたり、疑問も湧き始めるかも知れません。
そのような時には躊躇せず、経験豊かな終活カウンセラーなどに相談すれば、問題の解決策や選択肢を提示してもらえ、前向きなノートを作ることができるでしょう。

エンディングノート(終活ノート)の書き方や作り方はとても自由です。
ノートに書き出すうちに未来の選択肢を増やせ、自分に合ったエンディングが見つけられるなど、様々なメリットがあるのです。
ノートを広げて、書き始めてみましょう。
きっと新たな未来が見えてくるはずです。

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