生前整理が進まない原因と捨てるものの決め方とは(断捨離)

   

いざ生前整理を始めても、思うように進まない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、生前整理が上手くいかない原因を探りながら、生前整理の「断捨離」のポイントをご紹介します。

生前整理が上手く進まない原因

40代から60代の半数以上が「整理したいがなかなか進まない」、また「若い頃より整理がおっくうになった」「以前より部屋が散らかるようになった」など、物の整理に悩んでいると言われています。
生前整理が進まない主な原因は、体力や気力の衰えと言えるでしょう。
また、手元に残しておきたい物が多く捨てられないがゆえに、整理が滞ってしまうのも原因のひとつに挙げられます。
では、これらの原因を踏まえたうえで、生前整理の簡単な断捨離法をご紹介します。

断捨離1 〜玄関にあるものを捨てる〜

生前整理と言えば、クローゼットや押し入れの中身、リビングに置いてある物や本棚などから手をつける方も多いのですが、体力や気力を考慮し、まずは「家の顔」とも言える玄関から整理し始めます。
比較的短時間で片付けられ、尚且つ、履かない靴やスリッパ、古くなった傘や置いたままの新聞紙や段ボールなどは、一番に捨てやすいアイテムと言われています。
特に玄関の整理は、目に見えて綺麗になったのがわかるため、ご自身の達成感につながり、次の断捨離へもスムーズに進むことができます。

断捨離2 〜冷蔵庫にあるものを捨てる〜

次に注目すべきは、冷蔵庫の中身です。
これが生前整理なの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、冷蔵庫の整理は、生活環境の整理にも関わっており、無駄な食材をため込まない習慣が、部屋にも無駄な物をため込まない環境づくりになるのです。
冷蔵庫の扉を開けた時に溢れんばかりに食材が詰まっていたら、賞味期限を確認しながら古いものは捨てるようにします。
冷蔵庫の断捨離は、体力も気力も必要なく気楽にできるのでおすすめです。

断捨離3 〜ベランダや庭にあるものを捨てる〜

玄関や冷蔵庫がスッキリし整理することの達成感を覚えたら、次はベランダもしくは庭の整理を始めましょう。
外での整理は、気分も晴れ、楽しみながらできるので、生前整理には最適な場所です。
使用していない植木鉢や、不要な子供たちの遊び道具などが片隅に置いてあれば、想い出だけを心に残し、物はこの機会に捨てるよう心掛けましょう。
ベランダや庭のスペースも広がると、心も広がり、そこに新しいエネルギーが満たされ、生きる意欲も沸いてきます。

幸せを呼ぶ断捨離

ベランダや玄関などとは異なり、家の中の整理は時間も体力も必要なので、時にはご家族に協力してもらうのも良いでしょう。
また、終活カウンセラーなどに相談をして、生前整理のサポートをしてくれるような、安心できる専門業者を紹介してもらうのも良いかもしれません。
物によっては処分する物だけではなく、リサイクルできることもあります。
高価な品物や未使用に近い物は、誰かの手に渡り活かされるケースもあるので安心です。
本当に必要なものだけを残し、溜まってしまった物を手放すことで、快適ライフが手に入り、物はシンプルな生活でも、心は贅沢で本物の幸せを感じさせてくれるのが断捨離です。
幸せに向けて、動き出してみてはいかがでしょうか。

今回ご紹介した断捨離しやすい場所から片付けていけば、捨てることにも徐々に慣れていきます。
ご自身の体調に合わせ、無理をしすぎないのも、生前整理を続けるコツです。
毎日の生活の中で断捨離の習慣を少しずつ身につけて、シンプルライフを楽しみましょう。

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