終活っていつから(何歳から)始めればいいのか

   

世界トップの長寿を誇る、日本。
それに伴い、終活も幅広い世代に浸透しはじめ、人生の締めくくり方を自分で選ぶ傾向も強まっています。
では、終活はいつからはじめれば良いのでしょうか?

一般的な終活適齢期とは?

終活をはじめるのに、早すぎることはありません。
定年や還暦、または70代を迎えた時が一般的と言われていますが、人それぞれ結婚適齢期があるように、終活にもその方に合った適齢期があります。
ライフスタイルや生活環境に合ったベストなタイミングが、その方の終活適齢期と言えるでしょう。
配偶者を亡くした時、もしくは、ご自身の病気をきっかけに始めるケースも多く見られますが、その節目だけにこだわる必要はなく、いつからでもはじめられるのが終活の魅力でもあります。
ご自身が「終活ってどんなものだろう」と意識が高まった時こそ、活動をはじめる時期にふさわしいと言えるのです。

若い世代にシフトする終活世代

最近の傾向として、30代や40代から終活をはじめる方も増えています。
「若いから大丈夫」から「若いうちから準備」に意識がシフトしている背景には、近年の自然災害の影響も少なくありません。
この時期は、働き盛りで仕事に追われていることが多いため、終活にかける時間があまりないかもしれませんが、仕事や家事の合間のわずかな時間をうまく利用し、気軽にできることから終活をはじめている方が多くいらっしゃいます。
終活と聞くと、どうしても高齢者を思い浮かべがちですが、そのようなことはありません。
終活をはじめる時期や年齢は決まっているものではなく、はじめたいと思った時がベストタイミングと言えるでしょう。

終活はいつでも何歳からでもはじめられる

終活をはじめる時期が遅くなったとしても、何歳からでも問題なく進められるのが終活のメリットです。
また、何歳からはじめても、活動を通じて多くの気付きが得られるのも大きなメリットでしょう。
例えば、終活をきっかけに、今まで話せなかったことをご家族でじっくり話し合えることもあります。
また、相続・介護・葬儀などの各専門家のアドバイスを受けることができれば、より充実した終活を進めていくことができるでしょう。
その中で、今ある幸せに気付き、生きていることの誇りや、周りへの感謝の思いが、より素晴らしい人生を築くのです。

終活は、いつでも、何歳からでもはじめられます。
いつからはじめたとしても、ご自身やご家族と向き合い、専門家と話す機会が増えることで、人生の大切なものが見えてくるメリットがあります。
そのためにも、終活について興味がでてきたら、そのタイミングを逃すことなく、はじめてみるのが望ましいでしょう。

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